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Posted:2018/02/16 9:00:18 AM|Category : VPS

ConoHaのVPSにPython3環境を作る

ConoHaVPSPython3をインストールし、利用可能にします。

CentOSでPython3系を使うには?

CentOS7では、最初からPythonが利用できます。しかし、デフォルトで使用できるPythonは2系であって、3系は別途インストールが必要です。今後最新のDjangoを利用する場合は3系が必要になります。

yumでインストールするには?

CentOSの標準レポジトリがpython3が対応していません。「IUSレポジトリ」を新たに追加します。また、追加後は通常のyumコマンドで参照しないようにするために設定のenabledを変更しておきます。

作業の流れ

以下のような作業を行います。

  • Apacheインストール
  • Apacheの自動起動設定・起動
  • firewallの設定
  • 動作確認

Pythonサーバの方針

  • 構成できるだけシンプルにする
  • buildするとアンインストールが面倒なのでpython3はyumで入れる
  • wsgiがpython3を参照するようにする

準備

以下の準備を行います。

①ConoHaをレンタルします。

ConoHaVPSをレンタルしてみる

②ConoHaにroot以外のユーザを作ります。

ConoHaのroot以外のユーザを作る

③ConoHaにSSH接続するための設定を行います。

ConoHaのSSH接続

④ConoHaへのrootログインを禁止します。

rootからのログインを禁止

⑤ConoHaのportを22から変更します。

SSH接続するportを22から変更

⑥ConoHaVPSへApacheをインストールしてスタートページを表示します。

ConoHaのVPSにApacheインストール

必要なもの

レンタルサーバ ConoHaのVPSサーバ
独自ドメイン ムームードメインで、独自ドメインのみ取得。2年契約で(2,000〜3,000円)くらい?

ConoHaVPSの環境

アプリケーションサーバ OS CentOS7.4
Apache 2.4.6 (CentOS)
Python 3.6.4

クライアントPC

操作開発用のクライアントPCを用意します。windowsでもmacでも可能ですが、今回はubuntuを利用します。

OS Ubuntu 16.04.1 LTS 64bit

Python3をインストール

現在デフォルトの状態です。「/var/www/html」ディレクトリの所有者が「root」になっています。

①VPSにログインします。

②アップデートします。

yum -y update

③初期設定に必要なパッケージをまとめてインストールします。(これらをインストールしないと、httpd-develがインストールできませんでした。)

yum -y install git
yum -y groupinstall "Development Tools"
yum -y install readline-devel zlib-devel bzip2-devel sqlite-devel openssl-devel

④IUSのyumリポジトリを追加するには、EPELのyumリポジトリが追加されている必要がありますので、先にEPELからインストールします。

sudo yum install epel-release

追加後、通常のyumコマンドで参照しないようにするために設定のenabledを変更しておきます。

sudo vi /etc/yum.repos.d/epel.repo

[epel]

enabled=1 → enabled=0 

⑤IUSレポジトリを追加します。

wget https://dl.iuscommunity.org/pub/ius/stable/CentOS/7/x86_64/ius-release-1.0-14.ius.centos7.noarch.rpm
rpm -Uvh ius-release-1.0-14.ius.centos7.noarch.rpm

追加後、通常のyumコマンドで参照しないようにするために設定のenabledを変更しておきます。

vi /etc/yum.repos.d/ius.repo

[ius]

enabled=1 → enabled=0 

尚、sedコマンドを使えば一発でできます。

sed -i -e "s/enabled=1/enabled=0/g" "/etc/yum.repos.d/ius.repo"

⑥追加したIUSレポジトリを利用してpython3(今回は3.6.4)を導入します。

yum --enablerepo=ius install python36u python36u-libs python36u-devel python36u-pip

⑦シンボリックリンクを作成しpython3コマンドで起動できるようにしています。

cd /bin
ln -s python3.6 python3
ln -s pyvenv-3.6 pyvenv

「python」コマンドにpython3のシンボリックリンクを貼るのは非推奨です。yumコマンドがpython2系に依存している場合があるからです。しかし、pyvenvはpython2では使えないコマンドなので、3をつけずに”pyvenv”でシンボリックリンクを作成しています。

仮想環境「venv」を作成する

①ホームディレクトリに移動して、仮想環境を作成します。

cd
python3 -m venv test_django
. test_django/bin/activate

以下のようにユーザ名の左側に括弧で囲まれた文字が出てきます。

(test_django) [user@hogehoge hoge]

venv仮想環境内で用いられるpythonのバージョンはvenvを実行したものになります。今回はpython3実行しているので、pip==pip3、python==python3となります。

②仮想環境から抜けるには以下のコマンドを入力します。

deactivate

次回

次回はVPSにWSGIをインストールして、ApacheでPythonを使えるようにします。

ConoHaのVPSにApacheでPythonWebアプリを作る(WSGI)


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プロフィール

名前:イワサキ ユウタ 職業:システムエンジニア、ウェブマスター、フロントエンドエンジニア 誕生:1986年生まれ 出身:静岡県 特技:ウッドベース 略歴 20

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