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Posted:2018/02/14 9:00:05 AM|Category : VPS

ConoHaのVPSにApacheインストール

ConoHaVPSApacheをインストールし、ipアドレスで接続可能状態にします。

Apacheとは?

Apacheとは、Webサーバアプリケーションです。Apacheを使ってWordPressやDjangoのサイトを公開します。Apache以外にも以下のWebサーバアプリケーションがあります。

  • Microsoft IIS(Internet Information Server)
  • nginx(エンジンエックス)

Apacheからnginxへの乗り換えが進む昨今ですが、あえてApacheを使ってみます。

Apacheは世界中で最も使われているWebサーバです。ApacheとnginxはOSS(オープンソースソフトウェア)なので無償で利用できます。

「Microsoft IIS」は、Windows Server上で稼働するWebサーバで、ベンチマークテストでは抜群の成績です。しかし、Windowsサーバで使われるもので、IIS単体では使えません。

Apacheをパッケージインストール

Apacheをインストールするには、インストールが簡単ですので「yumコマンド」によってパッケージインストールします。

Apacheをyumでパッケージインストールする理由

運用管理を考えると、Apacheはyumでインストールするほうがトラブルが少なく済みます。企業などでは、プロのエンジニアがソースコードからコンパイルしてインストールすることがあります。しかし、そのエンジニアが退職した瞬間に誰もApacheの扱いが分からなくなり、以下のようなトラブルが発生します。

  • 「rpm コマンド」で確認できない
  • 「yum コマンド」で確認できない
  • httpd(Apache)を重複してインストールしてしまう
  • どのパッケージをアンインストールしてよいかわからない

組織や本番環境でWEBサーバを運用する場合は、共通のルール化として「yumでインストールのみ」を選択したほうが無難です。

ApacheがHTTP/2に対応したけれど…

CentOS 7.4(1708)で、HTTP/2(mod_http2)に対応した「Apache httpd 2.4」が登場しました。しかし、現時点(2018年2月現在)ではソースインストールするか、サードパーティリポジトリからインストールする必要があります。今回はHTTP/2を諦めます。(今後解消されるかもしれません。)

2017年末頃からCentOSコミュニティ承認済みの「IUSリポジトリ」を使って「yum」で簡単にインストールできるようになりましたが、あくまでもテストリポジトリですので、まだまだ本番では推奨できません。

作業の流れ

以下のような作業を行います。

  • Apacheインストール
  • Apacheの自動起動設定・起動
  • firewallの設定
  • 動作確認

数回のコマンドで実行できます。

準備

以下の準備を行います。

①ConoHaをレンタルします。

ConoHaVPSをレンタルしてみる

②ConoHaにroot以外のユーザを作ります。

ConoHaのroot以外のユーザを作る

③ConoHaにSSH接続するための設定を行います。

ConoHaのSSH接続

④ConoHaへのrootログインを禁止します。

rootからのログインを禁止

⑤ConoHaのportを22から変更します。

SSH接続するportを22から変更

必要なもの

レンタルサーバ ConoHaのVPSサーバ
独自ドメイン ムームードメインで、独自ドメインのみ取得。2年契約で(2,000〜3,000円)くらい?

ConoHaVPSの環境

アプリケーションサーバ OS CentOS7.4

クライアントPC

操作開発用のクライアントPCを用意します。windowsでもmacでも可能ですが、今回はubuntuを利用します。

OS Ubuntu 16.04.1 LTS 64bit

Apacheインストール

①ConoHaにログインしたら、管理者権限にログインします。

su -

②yumリポジトリで提供されている「Apache httpd 2.4」を確認します。

# yum info httpd

Loaded plugins: fastestmirror, langpacks
〜省略〜
Available Packages
Name        : httpd
Arch        : x86_64
Version     : 2.4.6
Release     : 67.el7.centos.6
Size        : 2.7 M
Repo        : updates/7/x86_64
Summary     : Apache HTTP Server
URL         : http://httpd.apache.org/
License     : ASL 2.0
Description : The Apache HTTP Server is a powerful, efficient, and extensible
            : web server.

③Apacheをインストールします。

# yum -y install httpd

④バージョンを確認します。

# httpd -version

Server version: Apache/2.4.6 (CentOS)
Server built:   Oct 19 2017 20:39:16

Apacheのサービス設定

Apacheのインストールが完了したら、httpd(Apache)のサービスの設定をします。

①現在の httpd のサービスの設定を確認します

# systemctl list-unit-files | grep httpd
httpd.service                                 disabled

「disabled」の状態では、OSの再起動後に自動起動しません。

②コマンドはsystemctlで「enable」に設定します。

# systemctl enable httpd

Created symlink from /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/httpd.service to /usr/lib/systemd/system/httpd.service.

再確認。

# systemctl list-unit-files | grep httpd

httpd.service                                 enabled 

③起動状態を確認します。

# systemctl status httpd

● httpd.service - The Apache HTTP Server
   Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/httpd.service; enabled; vendor preset: disabled)
   Active: inactive (dead)
     Docs: man:httpd(8)
           man:apachectl(8)

ステータスが「Active: inactive (dead)」になっている場合は、サービス停止しています。

④Apacheを起動します。

systemctl start httpd

起動したか確認します。

# systemctl status httpd

● httpd.service - The Apache HTTP Server
   Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/httpd.service; enabled; vendor preset: disabled)
   Active: active (running) since Mon 2018-02-12 13:28:56 JST; 4s ago
     Docs: man:httpd(8)
           man:apachectl(8)
 Main PID: 22002 (httpd)
   Status: "Processing requests..."
   CGroup: /system.slice/httpd.service

起動が成功すると、ステータスが「Active: active (running)」になっています。

firewallの設定

アクセスする前にファイアウォールを設定します。 CentOS7の初期状態では「firewalld」というファイアウォールが動作するようになっています。

①firewalld に httpd (80番ポート)への通信を許可します。

# firewall-cmd --add-service=http --zone=public --permanent

②firewalldを再起動します。

# firewall-cmd --reload

httpd(Apache)の動作確認

何も設定をしない状態で httpd(Apache)にアクセスをしてみます。「IPアドレス」でブラウザよりアクセスしてみてください。

①「http://xx-xx-xx(ConoHaVPSのグローバルipアドレス)/」でアクセスしてみました。

②ドキュメントルートにhtmlを配置します。「Hello World!」を表示してみます。(※管理者権限でConoHaのコンソールへログイン)

# cd /var/www/html/
# vi index.html

以下の内容を記述して保存します。

Hello World!

ファイルが保存できたか確認します。

# ls
index.htm

③「http://xx-xx-xx(ConoHaVPSのグローバルipアドレス)/index.html」にアクセスすると、以下のような表示が出力します。

次回

次回はVPSに取得した独自ドメインを設定します。

ConoHaのVPSに取得した独自ドメインを設定(ムームードメイン)


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プロフィール

名前:イワサキ ユウタ 職業:システムエンジニア、ウェブマスター 誕生:1986年生まれ 出身:静岡県 特技:ウッドベース 略歴 2008年04月 金融機関系I

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