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【AfterEffects】シェイプをモーフィング(変形)する【動画編集】

AfterEffects動画製作

AfterEffectsでシェイプアニメーションを作ります。内側から円が広がり、内側から消えるエフェクトを行います。

シェイプの形状を変形

前回円の内側の円のアニメーションを、円のアニメーションで型抜きして消えてゆく様に改造しました。今回は、四角形から円形へシェイプレイヤーを変形するアニメーションを作成します。

完成品

必要なもの

必要なものはWindowsあるいはMacPCのみです。CreativeCloudから利用します。

執筆当時の環境

PC MacBook Pro (Early 13-inch, 2015)
CPU 3.1 GHz デュアルコアIntel Core i7
メモリ 16 GB 1886 MHz LPDDR3
OS Big Sur 11.5.2
AfterEffects 18.4.1

新規コンポジション作成

①以下の様なコンポジションを作成します。

フレームレート30、デュレーションは、3秒ぐらいのものを作りますので、300(3秒)と入力します。

四角形から円形へのモーフィング

①「Command+Y」で背景レイヤーを作成します。好きな色を設定してください。

②背景の平面が動かないようにロックをかけます。(赤丸のところをクリックします。)

③シェイプを作成します。角丸長方形ツールがありますので、選択して背景の上に描画します。

④サイズを指定します。シェイプレイヤーの「長方形」→「長方形のパス1」→「サイズ」を左右にスクロールして大きさを設定します。今回は「400×400」に設定します。

⑤その下の角丸を0に設定したら、0フレーム目で角丸のキーフレームを打ちます。

⑥1秒かけてモーフィングしたいので、30フレーム移動したら角丸のサイズを200に設定します。

角丸の半径は、サイズに入力した値の半分の数値にすることで綺麗な円になります。

⑦開始点のキーフレームをクリックし、F9(またはcontrol + クリック → キーフレーム補助 → イージーイーズ)を押すと、イージーイーズが適用されます。

⑧開始点のキーフレームを選択した状態で、「Shift + Command + K」を押します。すると、キーフレーム速度が表示されます。出る速度の影響を80にしてOKを押します。

以下のような変形動画ができます。


複雑な図形のモーフィング

先ほどのレイヤーは一旦非表示にします。

①どんな図形でも結構ですが、再度円形のシェイプを作成します。

②シェイプレイヤー2(①で作成した円形レイヤー)を選択した状態で、スターツールを選択しダブルクリックで星形のシェイプを作成します。(レイヤーを分ける必要がないため、円形と星形同じレイヤー上に作成します。)

③シェイプレイヤー2→「多角形1」→「多角形パス」→「内半径」と「外半径」のサイズを変更し、円のサイズと同じくらいのサイズに調整します。

比率を維持して星のサイズを変更する場合は、外半径の値の半分の数値を内半径に入力します。

④「多角形1」でcontrol+Click(右クリック)をして、「ベジェパスに変換」を選択します。

ベジェパスに変換することで、図形からパスに変換することができます。ポイントを自由に編集できるようになります。

⑤「多角形1」→「パス1」(「ベジェパスに変換」で新しくできた)を開き、ここにキーを打ちます。

パス1にキーを打つことにより、パスの形状を記憶します。

⑥打たれたキーフレームを選択し(多角形1→パス1を選択した状態で)、Command+Cでコピーしておきます。

⑦星形の形状を記憶したので、多角形1の目のマークをクリックして非表示にします。

⑧楕円形1も同じく「ベジェパスに変換」を選択し、自由に変形できるようにします。

⑨楕円形1にもキーフレームを打ちます。

⑩時間を1秒進めて、楕円形1を選択した状態で先ほどコピーした星形のパスを「Ctrl+V」で貼り付けます。

これで、円形から星形に変わるモーフィング映像ができます。

次回

工事中。


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プロフィール

名前:イワサキ ユウタ 職業:システムエンジニア、ウェブマスター、フロントエンドエンジニア 誕生:1986年生まれ 出身:静岡県 特技:ウッドベース 略歴 20

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