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【AfterEffects】簡単な文字アニメーションを作る【プラグイン不要】
AfterEffectsで動画編集を行います。超初心者でも簡単に文字のアニメーションを作ります。
AfterEffectsを使ってみたい
After Effects(アフターエフェクト)とはAdobeの映像制作ソフトです。ホームビデオ、ウェディングビデオも去ることながら、映像制作のプロによってCM制作やVFX・モーショングラフィックにも利用されます。(※以下AE)
完成品
必要なもの
必要なものはWindowsあるいはMacPCのみです。CreativeCloudから利用します。
執筆当時の環境
PC | MacBook Pro (Early 13-inch, 2015) |
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CPU | 3.1 GHz デュアルコアIntel Core i7 |
メモリ | 16 GB 1886 MHz LPDDR3 |
OS | Big Sur 11.5.2 |
AfterEffects | 18.4.1 |
プロジェクト・コンポジットの作成
AEを起動すると、以下のような画面が開きます。
①「新規プロジェクト」をクリックします。
②アニメーションを作る場合は、コンポジションをクリックします。
コンポジションとはムービーを構成するためのもので、各コンポジションには、それぞれのタイムラインがあります。 通常は複数のレイヤーから成ります。 レイヤーには、ビデオやオーディオのフッテージアイテム、テキストアニメーションやベクトルグラフィック、静止画、ライトなどが含まれます。
③コンポジションの設定が表示します。設定をしてOKをクリックします。
主な設定
コンポジション名 | 映像の土台のタイトルです。今回は、「チュートリアル」とします。 |
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プリセット | 外枠のサイズを決めます。デフォルトで、「1920×1080」になっています。このままの設定で作成します。 |
デュレーション | 映像全体の時間を決めます。今回は5秒です。 |
④画面上部にアイコンが表示されます。「T」をクリックすると、右側に文字設定プロパティが表示されます。
⑤Tをクリックした状態で、画面中央のプレビューをクリックします。
⑥テキストが入力可能になりますので、「チュートリアル」と打ってみます。
⑦文字は、画面右側のプロパティで書体た大きさを変更できます。
アンカーポイントを配置する
アンカーポイントとは、「基準点」です。アニメーションの中心点となり、アンカーポイントの位置を中心に文字が拡大・縮小したり傾いたりします。
①画面上部のアンカーポイントツールをクリックし、アンカーポイントを今回は中央に移動します。
アンカーポイントを動かすとき、Windowsの場合は「Ctrl」Macの場合は「Command」を押しながら動かすと、ポイントごとに動かすことができます。
文字のアニメーションを作る
①画面下部にある「>」をクリックします。すると、トランスフォームが表示されます。アニメーションを作る場合は、主にこのトランスフォームをクリックします。
②タイムラインを0から1:00へ移動させます。そして、トランスフォームの中のスケール行の先頭にあるストップウォッチのマークをクリックします。すると、タイムライン上に、青い印ができます。
この印を、「キーフレーム」と呼びます。プロパティの設定を記憶します。
③タイムラインを0に移動し、「キーポイント」をクリックします。スケールのサイズを「200%」に設定します。(※キーポイントは、プロパティを変更するとタイムラインのその位置に自動的に設定されます。)
spaceキーをクリックすると、プレビュー(再生)を行うことができます。もう一度spaceキーを押すと終了できます。
④文字が消えた状態から表示されるアニメーションにしたいので、④不透明度を0%に設定します。
1:00の時点では文字を完全に表示したいので、不透明度を100%に設定します。
⑤1秒で段々文字のサイズを縮小する演出を作ります。タイムラインを2:00に移動します。スケールを90%に設定します。
⑥タイムラインをその位置のまま、不透明度を0%にします。
背景のアニメーションを作る
①画面上部の◯アイコンを長押しします。楕円形ツールが表示されますので、クリックします。
②Shitキーを押しながら斜めにドラッグして円形を描画します。
③画面下部の「シェイプレイヤー1」をクリックし、画面右側の「整列」をクリックします。縦横を画面の中央に整列するように調整します。
④わかりやすいように「シェイプレイヤー1」の名前を「background」に変えます。
⑤背景(background)の上に文字を表示したいので、backgroundレイヤーを一番下の行に移動します。(★マークをクリックすると下に移動できます。)
⑥文字が消え始めるタイミングを確認します。文字レイヤーをクリックして「Uキー」をクリックします。すると、設定済みのキーフレーム飲みが表示されます。
⑦タイムラインを1:00に配置します。背景レイヤーの「>」をクリックして、トランスフォームの「>」を表示します。不透明度を0%に設定します。
⑧タイムラインを2:00に配置します。不透明度を100%・スケールを画面からはみ出るサイズまで大きくします。
Adobe Media Encoderと連携して動画(mp4、MOVなど)を書き出す
出来上がった動画を動画ファイルとして書き出す方法はいくつかありますが、mp4で出力するため、「Adobe Media Encoder」を利用します。
①[ファイル] → [書き出し]→ [Adobe Media Encoderキューに追加]を選択します。
②形式を「H.264」、プリセットは「ソースの一致・高速ビットレート」のままで良いので、「ソースの一致高速ビットレート」の青い文字の部分をクリックします。
③設定画面が立ち上がります。「出力名」で出力されるファイル名とファイルの出力先を指定することができます。今回はFacebookへ投稿用のmp4を作成したいので、プリセットを「Facebook 1080p HD」にしてOKを押します。
④最後に緑色の再生ボタンをクリックすると、動画が出力されます。
次回
円と線を利用した引出線のアニメーションを作ります。
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