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PCサイトをスマートフォンへ対応させる方法

スマートフォン

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スマートフォン・タブレットの個人所有率が伸びる今、スマートフォン対応サイトの需要が急速に伸びています。

  • 「PCはもっているけど、外出先はスマホでネットサーフィンする」
  • 「仕事ではPCだけれど、家にいるときはタブレットと使う」

など、PCと使い分けながら生活している人が増えたような気がします。また、B2Cサイトでもスマートフォン・タブレットの利用を前提に作られることが当たり前になってきました。

スマートフォン対応のパターン

スマートフォンでWebを利用する人の多くは電車や外出先で利用します。「データの転送量」=「表示速度」となるため、なるべく容量の少ないサイトが好ましいです。

スマートフォンへの対応は以下のような3パターンになります。

レスポンシブ
Webデザイン
CSS3のメディアクエリーを活用する。HTMLファイルは、PC向けサイトとスマホ向けサイトで同じものを使う。ただし、画面サイズに応じて別のCSSを適用させる。

メリット:

HTMLファイルが1つなのでコンテンツの管理が簡単。

デメリット:

転送される画像がPCと同じなため、不要なデータも伝送される。

独立型スマート
フォン用サイト
PC向けサイトとスマホ向けサイトを別々に制作する。PCサイトは、Flashプラグインが利用できる。スマホ向けサイトはHTML5やCSS3に対応させる。

メリット:

PC・スマホそれぞれの特性を生かし、最適化されたサイトと作れる。

デメリット:

2つのサイトを作るため、制作期間・手間が倍になる。

CMSの最適化
コンテンツの利用
コンテンツデータ(テキストなど)はデータベースに登録し、共通のものを使用する。表示するためのHTMLやCSSは個別に用意する。ページコンテンツは専用の管理画面で作成する。
WordPressMovalTypeEC-CUBEなどでこのようなワークフローが可能。

メリット:

PC向け・スマホ向けのテンプレートが用意でき、環境ごとに最適化できる。

デメリット:

自由に利用するためには、CMSの知識が必要。

モバイル端末にしかできないWebサービス

携帯電話、スマートフォンへのGPS搭載が義務付けられてから、それを利用したサービスが充実しています。

例)

  • 勤務地の範囲を自動で絞り込んでくれるアルバイト情報アプリ
  • 現在地を投稿してくれるFacebook、Twitter
  • QRコードによる会員登録
  • 各種施設のチケット・クーポン

モバイルファースト

モバイルを中心としたWeb設計を「モバイルファースト」と呼びます。近年、B2CサイトはPCからよりもスマホからのアクセスが増加傾向にあります。ユーザ層を予測して構築しましょう。

スマートフォンのユーザビリティポイントとは

PCの感覚でWebページを作成すると、ユーザにとって不親切な場合があります。以下のようなスマートフォンの特徴を押さえておきましょう。

  • ロールオーバーの概念が存在しない。
  • タッチパネルコンテンツで、リンクに指を重ねると遷移する。
  • マウスカーソルで開くサブメニューは適さない。
  • フォーム入力を指一本でやる必要がある。
  • 入力値によって入力モードを切り替える必要がある。

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プロフィール

名前:イワサキ ユウタ 職業:システムエンジニア、ウェブマスター、フロントエンドエンジニア 誕生:1986年生まれ 出身:静岡県 特技:ウッドベース 略歴 20

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