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Vgrant(CentOS7)にAnaconda+Django+Apache環境を作る(Anaconda・Djangoインストール)
Vagrantで作ったCentOS7環境にAnaconda・Djangoをインストールします。最終的にApacheで動かしたいと思います。
Anacondaを使う理由
Anacondaは代表的なPythonのライブラリが入っています。Anacondaをインストールすると、環境構築が非常に楽になります。もちろんDjangoもインストールできます。機械学習に使えるみたいですが、今の所、真価は不明です。
なぜpyenv経由でAnacondaをインストールするか?
pyenvは複数バージョンのPythonを切り替えられるためのツールです。様々なサイトでは、pyenvありきでAnacondaをインストールする手順を説明しています。何故かというと、MacやLinuxのAnacondaユーザは、pyenvを併用しないと上手に利用できない環境になっています「pyenvの機能を使いたいから使う」ではなく「Anacondaの副作用を抑えるために使う」という理由でpyenvを経由します。
準備
Vagrantでゲスト環境(仮想環境)を作ります。
①Virtualboxをインストールします。Virtualboxのインストールまでで結構です。
→VirtualBoxをインストールする for Ubuntu
②Vagrantをインストールします。centos7環境を作りますので、Vagrantのインストールのみ済ませてください。
→Vagrantをインストールしてテスト環境を作る for Ubuntu
Vagrantのcentos7環境の詳細を調べる場合は以下のように確認します。
→VagrantのCentOS7の環境を確認(lsb_releaseコマンドなど)
③バージョン管理ツールのpyenvインストールします。Anacondaインストールに使います。
→VagrantのCentOS7にバージョン管理ツールをインストール(pyenv)
ホスト環境
OS | Ubuntu 16.04.1 LTS 64bit |
---|---|
Virtualbox | 5.1 |
Vagrant | 1.9.5 |
ゲスト環境
OS | CentOS 7.1.1503 |
---|---|
pyenv | 1.1.3-5-g7dae197 |
Anaconda | 3-4.3.0 |
Vagrantへログイン
①【ホスト環境】端末を開き、前回構築したVagrantのディレクトリまで移動します。
cd vagrant/django_apps/
②【ホスト環境】仮想マシンを起動します。
vagrant up
③【ホスト環境】ログインします。
vagrant ssh
Anacondaインストール
pyenvがインストール済みであることが前提です。
①rootにログインします。
su - パスワード:vagrant
②インストールする可能なパッケージは、以下のようにリストアップできます。
pyenv install --list | grep anaconda
③好みのバージョン名をコピーしてインストールします。
# 新規インストール。 pyenv install anaconda3-4.3.0 # 新規インストール後、このコマンドを実行する必要があるそうです。 pyenv rehash # グローバルに使用するPythonバージョンの指定 pyenv global anaconda3-4.3.0
④インストールしたバージョンのリストを確認します。
pyenv version anaconda3-4.3.0 (set by /usr/local/bin/pyenv/version)
Pythonのバージョンを確認します。
python -V Python 3.6.0 :: Anaconda 4.3.0 (64-bit)
⑤インストールが完了したらPATHの設定を行います。
echo 'export PATH="$PYENV_ROOT/versions/anaconda3-4.3.0/bin/:$PATH"' >> ~/.bashrc source ~/.bashrc
⑥インストールしたAnacondaに付随しているcondaをアップデートしておきます。
conda update conda
Djangoインストール
Pythonのパッケージ管理にはpipが使われますが、anacondaを利用する場合はcondaコマンドでパッケージ管理を行います。もちろんpipでもインストールできますが、せっかくなのでcondaを使います。
①Djangoをインストールします。
conda install -c https://conda.anaconda.org/anaconda django
The following NEW packages will be INSTALLED: django: 1.11.3-py36_0 anaconda The following packages will be UPDATED: conda: 4.3.8-py36_0 --> 4.3.23-py36_0 anaconda The following packages will be SUPERCEDED by a higher-priority channel: conda-env: 2.6.0-0 --> 2.6.0-0 anaconda
②djangoがインストールされているか確認します。
python -m django --version 1.11.3
firewalld, SELinux停止
本番用ではfirewallを使うべきですが、開発環境で確認する時は停止しています。
systemctl stop firewalld systemctl disable firewalld setenforce 0
Djangoプロジェクト生成
①以下のように、Djangoプロジェクトを生成するディレクトリを用意します。
mkdir /home/python cd /home/python
②プロジェクトを生成します。
django-admin startproject pj1
簡易Webサーバ起動
①簡易サーバを起動します。
python pj1/manage.py runserver 0.0.0.0:8000
②ホスト環境のブラウザから、以下のURLを入力します。
http://192.168.33.15:8000
※「192.168.33.15」は、vagrantに設定したipアドレスです。
Vagrantからだと、以下のように「DisallowedHost at…」とでます。
③setting.pyを編集してアクセス権を与えます。
vi pj1/settings.py
以下のように編集します。
ALLOWED_HOSTS = ['*']
①再度簡易サーバを起動します。
python pj1/manage.py runserver 0.0.0.0:8000
以下のような表示になったことを確認します。
- Python 114
- 制作 54
- RaspberryPi 41
- Django 40
- WordPress 40
- Linux 27
- VPS 22
- JavaScript 21
- PHP 20
- HTML・CSS 19
- AWS 16
- 仮想環境 15
- レスポンシブデザイン 13
- マイコン 11
- WEB全般 11
- 動画製作 9
- Webサービス 8
- 統合開発環境 8
- 機械学習 8
- PyCharm 7
- jQuery 7
- AfterEffects 7
- 起業・設立 7
- Django REST framework 6
- C# 6
- デザイン 6
- SEO 6
- pydata 6
- Visual Studio 5
- 数学 5
- 携帯サイト 5
- heroku 5
- Mac 5
- illustrator 5
- node.js 5
- Anaconda 5
- Nginx 4
- Jupyter Notebook 4
- インフラ 4
- Google Colaboratory 4
- symfony 4
- Webスクレイピング 3
- photoshop 3
- Go言語 3
- PC 3
- ツール 3
- Docker 3
- facebook 3
- 作業効率化 3
- データベース 3
- Cloud9 3
- コマンド 2
- micro:bit 2
- Kali Linux 2
- Webサーバー 2
- MariaDB 2
- ドローン 2
- コンテナ 2
- DaVinci Resolve 2
- ネットワーク 2
- Java 2
- movie 2
- PCDJ 2
- 音楽 2
- XSERVER 2
- Ansible 1
- Vue.js 1
- JSON 1
- Bootstrap 1
- バージョン管理システム 1
- SSL 1
- S3 1
- ムームードメイン 1
- ネットワーク 1
- アニメーション 1
- D3.js 1
- Rhino 1
- アニメ 1
- git 1
- windows 1
- アクセス解析 1
- スマートフォン 1
- アフィリエイトノウハウ 1
- 知識 1
- TypeScript 1
- 役立つ本・書籍 1
- データサイエンス 1
- ESP32 1
- AI 1
- ownCloud 1
- API 1