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Posted:2017/01/13 9:00:48 AM|Category : Python

Djangoをインストールしてプロジェクトをつくる

Django(ジャンゴ)をvirtualenvにインストールしてプロジェクトを作ります。

今回の目的

前回は、VirtualenvでPythonのサンドボックスを作成しました。今回は、そのサンドボックスにDjangoをインストールして実際に単純なPythonのプリケーションを作ります。

Djangoとは?

Django(ジャンゴ)は、Webフレームワークです。Webアプリケーションを作成するにあたり、開発効率が重要視されています。そのため、アプリ開発の効率を上げることができるフレームワークの利用は不可欠です。

Djangoの特徴

WEBアプリ開発でよく使われる、「ユーザー認証」「管理画面」「サイトの案内ぺージ」「RSSフィード」など、よく使われる機能はあらかじめ含まれています。ユーザー認証システムでは、ユーザーのアカウントとパスワードを安全に管理する方法が提供されています。

  • Pythonで作られたフルスタック・フレームワーク。
  • 必要なものはすべて揃っている。
  • 基本はDjangoだけで完結できる。
  • HTML、Javascript、CSSが基本。
  • 最初に選ぶWebフレームワークとしても使える。
  • 学習コストが低い。
  • DBアクセスのためにSQLを1行も書かないこともできる。
  • オブジェクト関係マッピング(ORM – Object Relational Mapping)が優れている。
  • 管理サイトが使いやすい。
  • 管理サイトだけで、データ投入、データ検証ができる。
  • 特にプロトタイプを作る局面で、生産コストが下がる。

Djangoを利用するにあたって必要なスキル

ある程度プログラミング経験があれば、調べながら少し学習すれば使用することが出来ます。ドットインストールなどの入門サイトや本当に初心者向けの入門書を学習すれば十分です。

Djangoで作るアプリはどんなもの?

Djangoを使えば、当然WEBアプリを作ることができます。ただ、Webアプリというよりは「WEBサービス」に近いかもしれません。WEBサービスは、徐々に規模を大きくしていきますが、Djangoはどんな規模にも耐え、少人数で効率良く開発できます。Djangoは、企業や政府にも利用されており、「Instagram」「Pinterest」などのWEBアプリケーションが作成された実績もあります。

準備

①Pythonとpipは以下を参考にして下さい。

UbuntuにPythonとpipをソースビルドでインストールする

pipコマンドの非推奨について。

pip listコマンドを実行すると非推奨(DEPRECATION)が表示される

②隔離されたpython環境を作成します。

virtualenvでpython環境を管理

私の環境

OS Ubuntu 16.04.1 LTS 64bit
python(OSで通常使うもの) 2.7.9
python(サンドボックス) 2.7.9
pip 9.0.1
Django 1.10.5

前提条件

Ubuntuに、Python3系、pip、virtualenv、virtualenvwapperに導入済みとします。

Djangoをインストール

virtualenvのサンドボックス内で、Django をインストールします。

①「webapp」という名前のサンドボックスを作成します。

mkvirtualenv webapp 

※もしサンドボックスにpython3.5を適用する場合は以下のようにします。

mkvirtualenv webapp --python=/usr/bin/python3.5

②virtualenv環境に入ります。

workon webapp

③pipでDjangoをインストールします。

pip install django

python3系でpipする場合は以下のとおりです。

pip3 install django

④Djangoのバージョンを調べます。Pythonを起動します。

python

⑤Djangoをインポートしてみます。

import django
django.get_version()

⑥pythonを終了します。

exit()

以下のようにバージョンが表示されます。

'1.10.5'

プロジェクトの作成と開発用サーバーの起動

①サブディレクトリごとディレクトリを作成します。

sudo mkdir -p /opt/webapps

②所有者を利用ユーザーに変更します。「whoami」は現在の利用ユーザです。

sudo chown `whoami`. /opt/webapps

③プロジェクトを作成します。「/opt/webapps/ 」直下に、「mysite」ディレクトリが作成されます。

django-admin.py startproject mysite

④treeコマンドで、ディレクトリ構成を調べてみます。

tree -a /opt/webapps/mysite/

以下のようにディレクトリ構成が表示されます。

/opt/webapps/mysite/
├── manage.py
└── mysite
    ├── __init__.py
    ├── settings.py
    ├── urls.py
    └── wsgi.py

1 directory, 5 files
  • 外側のmysite/: ルートディレクトリで、このプロジェクトのただの入れ物です。 この名前は Django に関係しませんので、任意の名前に変更できます。

  • manage.py: Django プロジェクトに対する様々な操作を行うためのコマンドラインユーティリティです。

  • 内側の mysite/: このディレクトリは、このプロジェクトの本当のPythonパッケージです。この名前がPythonパッケージの名前であり、importの際に使用する名前です。 (例:import mysite.urls)

  • mysite/__init__.py: 現在のディレクトリが Python パッケージであることを Python に知らせるための空のファイルです。Python の初心者は、 Python の公式 ドキュメントの「more about packages」を読んで下さい。

  • mysite/__init__.py: 現在のディレクトリが Python パッケージであることを Python に知らせるための空のファイルです。Python の初心者は、 Python の公式 ドキュメントの「more about packages」を読んで下さい。

  • mysite/settings.py: Django プロジェクトの設定ファイルです。

  • mysite/urls.py: Django プロジェクトの URL 宣言(Django サイトにおける「目次」)です。詳しくは「URL dispatcher」を参照してください。

  • mysite/wsgi.py: プロジェクトをサーブするためのWSGI互換Webサーバーとのエントリーポイントです。

※もし、treeコマンドをインストールしていない場合は、virtualenvを一度解除して、以下のようにインストールして下さい。

sudo apt-get update
sudo apt-get install tree

⑤カレントディレクトリを「/opt/webapps/mysite」へ移動します。

cd /opt/webapps/mysite

⑥Django のプロジェクトがうまく動作するか確認します。以下のコマンドを入力して下さい。

python manage.py runserver

適用されていないデータベースマイグレーションについての警告が表示されます。とりあえずここでは無視します。

Performing system checks...

System check identified no issues (0 silenced).

You have 13 unapplied migration(s). Your project may not work properly until you apply the migrations for app(s): admin, auth, contenttypes, sessions.
Run 'python manage.py migrate' to apply them.

⑦ブラウザで、以下のURLを開きます。

http://127.0.0.1:8000/

以下のように表示されれば成功です。

※Django開発サーバはPythonだけで書かれた軽量なWebサーバです。このサーバは、Apacheのような運用サーバの設定をいじらなくても良いようにするためのもので、開発中の利用だけを考えて作られています。絶対に運用環境では使わないでください。

⑧停止する時は、CTRL+C(コントロールとCボタンを同時に押す)です。


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プロフィール

名前:イワサキ ユウタ 職業:システムエンジニア、ウェブマスター 誕生:1986年生まれ 出身:静岡県 特技:ウッドベース 略歴 2008年04月 金融機関系I

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