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Posted:2016/07/24 9:00:31 AM|Category : Python

UbuntuにPythonとpipをソースビルドでインストールする

Linux(Ubuntu)は、はじめからPythonがインストールされています。今回は、ソースビルドからインストールする方式で新しいバージョンをインストールします。また、Pythonをもっと便利に使うため、pipコマンドもインストールします。

python_logo

インストール先の環境

ホストOS Ubuntu 14.04.4 LTS 64bit
Python Python2.7.9

pipコマンドとは

pipコマンドは、サードパーティ製パッケージをインストールする時に使用します。pythonは、標準コマンドでもいろいろできますが、サードパーティ製のパッケージを入れるともっと便利になります。サードパーティ製のパッケージは、pyPl(パイピーアイ)というサイトで情報共有されています。

aptからpython-パッケージ名を探せば多くはインストール可能です。しかし、pipコマンドを使うほうが最新版が入るのでpipを使いましょう。aptからpythonパッケージをインストールするには、以下のようにします。

sudo -E pip install パッケージ名

Pythonをソースコードからインストール

ソースコードからPython2.7.9をインストールします。

①Ubuntuは最初からPythonがインストールされている可能性があるため、バージョンを確認しておきます。「CTRL+ALT+T」でターミナルを起動し、以下のコマンドを実行します。

python

※python2.7.6がインストール済みでした。

②パッケージ全体をアップグレードします。Python本体をインストールする前に、開発に必要なパッケージをインストールしておきます。

※Linuxではソフトウェアのことを「パッケージ」と呼びます。

sudo apt-get -y uodate
sudo apt-get -y upgrade
sudo apt-get -y install build-essential
sudo apt-get -y install libsqlite3-dev
sudo apt-get -y install libreadline6-dev
sudo apt-get -y install libgdbm-dev
sudo apt-get -y install zlib1g-dev
sudo apt-get -y install zlibbz2-dev
sudo apt-get -y install sqlite3
sudo apt-get -y install tk-dev
sudo apt-get -y install zip
sudo apt-get -y install libssl-dev
sudo apt-get -y install gfortran
sudo apt-get -y install liblapack-dev
apt-getコマンド パッケージを管理するコマンド。
-y オプション インストール途中にyes,noを聞かれる設定にする。
build-essential Ubuntu上でPythonのビルドに必要なツール郡 (gcc,makeなど)を一括でインストールしてくれるパッケージ。

③ソースビルドでインストールします。

wget https://www.python.org/ftp/python/2.7.9/Python/2.7.9/Python-2.7.9.tgz
tar axvf ./Python-2.7.9.tgz
cd ./Python-2.7.9/
LDFLAGS="=L/usr/lib/x86_64-linux-gnu" ./configure --with-ensurepip
make
sudo make install
wget ファイルをダウンロードする。
tar 複数のファイルを1つのアーカイブファイルにまとめたり、逆に展開したりする。
cd カレント(現在の)ディレクトリの変更。
make コンパイル等の処理を自動的に行う。
make install makeで生成されたバイナリファイルなどを規定のディレクトリにコピー(インストール)を行う。

(補足)インストール先の指定方法

「./configure」を実行する際、「–Prefix」オプションをつけるとインストール先のディレクトリを指定できます。以下の

例では、ディレクトリ「/opt/Python2.7.9」にインストールします。

例)

LDFLAGS="=L/usr/lib/x86_64-linux-gnu" ./configure --prefix=/opt/Python2.7.9 --with-ensurepip

④最後にバージョンの確認を行います。

hash -r
python -v
hash コマンド 外部コマンドのパスを検索・表示します。
-r オプション 指定したコマンドまたはユーザ名に対するパスの記憶を消去します。

pipをインストール

①Python2.7.9以降では、Pythonインストール時にすでにpipコマンドがインストールされます。最新バージョンにアップグレードしましょう。

sudo pip install pip --upgrade

②pipのバージョンを確認します。

pip --version

pipをソースからインストールする場合

①パッケージをダウンロードしてインストールします。

wget https://bootstrap.pypa.io/get-pip.py
sudo python get-pip.py

②pipのバージョンを確認します。

pip --version

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プロフィール

名前:イワサキ ユウタ 職業:システムエンジニア、ウェブマスター 誕生:1986年生まれ 出身:静岡県 特技:ウッドベース 略歴 2008年04月 金融機関系I

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