NumPyをwindowsへインストール

OpenCVをインストールする前に、NumPyをインストールします。
NumPyはPythonの拡張モジュールです。大規模な多次元配列や行列のサポート、これらを操作するための大規模な高水準の数学関数ライブラリを提供してくれます。

NumPyをインストールする前に

NumPyをインストールする前に、Pythonをインストールします。当サイトでは2.x 系を使用します。

→　Phythonをwindowsへインストール

NumPy自体は、3.x系に対応しています。しかし、OpenCVが対応していないため、注意が必要です。私はPython2.7.10を採用したため、Numpyのインストーラーは「python2.7」という文字が入ったNumpyを選びました。

インストーラーでインストール

ダブルクリックでインストールできます。windowsをご使用の方はこちらが確実です。

ダウンロード

①以下のリンクを開き、1.8.0 を選択します。

→　Numerical Python

②「numpy-1.8.0-win32-superpack-python2.7.exe」をクリックします。すると、ダウンロードが開始します。

インストール

①ダウンロードした「numpy-1.8.0-win32-superpack-python2.7.exe」をクリックし、インストールを開始します。

②NumPyのインストール先を確認します。Pythonのインストール先に応じて自動的にフォルダが作成されます。

③「次へ」で「完了」。

動作確認

①コマンドプロンプトを起動し、Pythonのインストール先までカレントディレクトリを移動します。

cd C:Python27

②移動したフォルダにpython.exeがあります。以下の記述を入力してEnterを押します。すると、対話モードとなります。
「>>>」が出たら対話モードです。

python

③以下の記述を入力して、エラーにならなければインストール完了です。

import numpy

④以下の記述を入力して、対話モードを終了します。

quit()

ZIPでインストール

zipのNumPyをインストールことも可能です。
私はこの方法は失敗しました。お勧めできませんが、一応紹介します。

ダウンロード

①以下のURLからNumPyの配布サイトを開きます。

scipy.org

②以下のリンクをクリックしてダウンロードページを開きます。

③「Download numpy-1.9.2.zip (4.5 MB)」をクリックしてZIPをダウンロードします。

インストール

①「numpy-1.9.2.zip」を解凍します。

②解凍されたnumpy-1.9.2フォルダを開き、「setup.py」があるフォルダを確認します。
例）C:\numpy-1.9.2\setup.py

③コマンドプロンプトを開き、②のディレクトリ(「setup.py」があるところ)まで移動します。

C:\User\○○>cd C:\numpy-1.9.2

④コマンドラインに「python setup.py install」と入力してEnterキーを押してください。

C:\numpy-1.9.2>python setup.py install