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【Vagrant】Macに用意したAmazon Linux2 環境にPythonをインストール【オンプレミス】
VagrantのAmazon Linux2環境にPythonをインストールします。
Python実行環境を構築
前回、VagrantにAmazonLinux2の仮想環境を作成して、「Vagrant up」コマンド一つで仮想環境を起動できるようにしました。今回は、そのAmazonLinux2にPythonをインストールします。
Amazon Linux 2のAMIからEC2インスタンスを起動すると、デフォルトでPythonがインストールされています。2021年5月現在、Python 2.7系がインストールされています。3系を使いたい場合は、自分でインストールする必要があります。
作業の流れ
1.vagrantを起動して、Amazon Linux2にログインします。
2.スワップファイルを作成します。
3.AmazonLinuxをアップデートします。
4.Pythonをインストールします。
前回まで
今回の作業は、以下の続きです。
→【仮想環境】MacにVirtualBoxをインストール【Mac】
→【Vagrant】MacにAWS公式のAmazon Linux2 Vagrant 環境を作成【オンプレミス】
→【Vagrant】MacにAWS公式のAmazon Linux2 Vagrant Boxを作成、起動【オンプレミス】
→Vagrant】Macに用意したVagrantのAmazon Linux2 環境にVirtualBox Guest Additionsをインストール【オンプレミス】
※今回の記事は、既にAmazonLinux2のVagrant環境を作成済みであるとします。
環境
私のPC環境は以下の通りです。
PC | MacBook Air (Retina, 13-inch, 2019) |
---|---|
CPU | 1.6 GHz デュアルコアIntel Core i5 |
メモリ | 16 GB 2133 MHz LPDDR3 |
OS | 10.15.2 |
VirtualBox | 6.1.12r139181 |
Vagrant | 2.2.9 |
Vagrantのディレクトリ構成
- ~/Work/
- Vagrant/
- AmazonLinux2/
AmazonLinux2仮想環境へログイン
①「ターミナル」を開いて下記のコマンドを入力します。
cd ~/Work/Vagrant/AmazonLinux2
②下記のコマンドを入力して仮想環境を起動します。
Vagrant up
③下記のコマンドを入力してログインします。
vagrant ssh
スワップファイル作成
Amazon Linuxの初期状態ではスワップファイルが無い状態ですので、スワップファイルを有効にします。
①4096MByteのスワップファイルを作成します。
sudo fallocate -l 4096m /swapfile
②スワップ(swap)領域を作成します。
sudo mkswap /swapfile mkswap: /swapfile: パーミッション 0644 は安全な値ではありません。 0600 をお勧めします。 スワップ空間バージョン 1 を設定します。サイズ = 4 GiB (4294963200 バイト) ラベルはありません, UUID=xxxxxx-xxxxxx-xxxxx
③作成したswap領域を有効化します。
sudo swapon /swapfile
④swapfileの権限を変更します。
sudo chmod 600 /swapfile
⑤ついでにタイムゾーンを日本標準時に設定します。
sudo timedatectl set-timezone Asia/Tokyo
Pythonをインストールする
Amazon Linux 2 はデフォルトで Python がインストールされていますが、2系なので 3系のPythonを別途インストールします。
①以下のコマンドでインストールします。
sudo yum install python3
インストールが開始します。「y」を入力してインストールが開始します。
・・・・ インストール中: python3 x86_64 3.7.9-1.amzn2.0.2 amzn2-core 72 k 依存性関連でのインストールをします: python3-libs x86_64 3.7.9-1.amzn2.0.2 amzn2-core 9.2 M python3-pip noarch 9.0.3-1.amzn2.0.2 amzn2-core 1.9 M python3-setuptools noarch 38.4.0-3.amzn2.0.6 amzn2-core 617 k トランザクションの要約 ================================================================================ インストール 1 パッケージ (+3 個の依存関係のパッケージ) 総ダウンロード容量: 12 M インストール容量: 50 M
②以下のコマンドでバージョンを確認します。
python3 -V Python 3.7.9
Development Tools と python3のdevパッケージのインストール
uwsgiをインストールする際に必要なので「Development Tools」をインストールします。また、djangoなど必要なパッケージをpythonの環境にインストールします。
①以下のコマンドで、「Development Tools」をインストールします。
sudo yum groupinstall "Development Tools"
python3のdevパッケージのパッケージ名は、CentOSやUbuntuでは python 3.x-devのようになりますが、Amazon Linux 2ではpython3-develとなります。
②以下のコマンドで、python3のdevパッケージをインストールします。
sudo yum install python3-devel
次回
Python3 のパッケージ、nginx、Djangoをインストールします。
→【Vagrant】Macに用意したAmazon Linux2 環境にuwsgi、Django、Django Restframeworkをインストール【オンプレミス】
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