映画レビュー　キングダム

概要

原泰久のベストセラー漫画の実写映画化。監督は「アイアムアヒーロー」「いぬやしき」「図書館戦争」などの佐藤信介。

登場人物

信（山崎賢人）

本作の主人公。大将軍を目指す戦争孤児で下僕だった少年。自分の意志を貫く頑強な心の理想的な少年漫画主人公。ただ礼儀作法に疎いため、昌文や大王にも平気でタメ口を叩く。後の秦国の将軍李信となる。演じるは歴戦の実写化男優山崎賢人。

漂（吉沢亮）

信と同じく大将軍を目指す下僕の少年。利発でクールな性格。信とは唯一無二の親友同士だったが、ひょんなことから昌文に召し上げられ先に王宮へ入ることとなる。演じるは紛うことなきイケメン吉沢亮。

嬴政

第三十一代目秦国王。後の始皇帝。漂と瓜二つの容姿をしている。

河了貂（橋本環奈）

山民族の一つ梟鳴（きゅうめい）族の末裔の少女。鳥頭の蓑を被っており、信や嬴政に加勢する。奇跡のショートヘアー。

昌文君（高嶋政宏）

政の筆頭家臣。村のハズレで漂を見つけ、王宮に召し上げる。話のきっかけとなるＧフォース隊員。シン・ゴジラに出れなくて残念。

王騎（大沢たかお）

秦国六大将軍の一人。かつて昌文君と共に昭王に仕え、中華全土から讃えられた武人。王宮内でも恐れられているJIN先生。しゃべり方、髭の形は完璧コココココ。

楊端和（長澤まさみ）

山民族最大勢力の王。山民族からは「山界の死王」と呼ばれる。女性ながらその武力は山界一で、本作のキーパーソン。仮面に低い声のボイスチェンジャーが付いている。

竭（けつ）氏（石橋蓮司）

秦国左丞相。成蟜と共にクーデターを起こした村瀬組長。顔にピップエレキバンを貼り付けている。

成蟜（本郷奏多）

本作の悪の親玉で政の異母弟。自らの血筋に誇りを持ち、子供ながら暴虐な性格。王位を奪うため竭氏と組んでクーデターを起こす。たぶん偏食家。

羌瘣（きょう かい）

出ない。

映画のよかったところ（ネタバレ）

殺陣（戦闘シーン）

信と政は幾度となく成蟜の刺客に襲われます。猛スピードの殺陣シーンは圧巻です。これはハリウッド・中国映画には全く引けをとらないです。

映画の嫌なところ（ネタバレ）