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映画レビュー レヴェナント: 蘇えりし者

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息が続く限りは戦え!

あらすじ

1823年、西部開拓時代のアメリカ北西部。狩猟をして毛皮を採取するハンターチーム(トラッパー)はネイティブアメリカンの一団に襲われ、命からがら船で川を下る。

トラッパーチームのひとり、ヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)はネイティブアメリカンの妻との間にできた息子、ホークとガイド役としてハンターチームにいた。ところがグラスは子連れの熊に襲われ、半殺しにあう。

トラッパーチームの足手まといであることから、グラスを死ぬまで見届け埋葬することに。隊長のアンドリュー・ヘンリーが見届け役を1人につき100ドル(当時は大金)で募る。ホークとジョン・フィッツジェラルド、ジム・ブリッジャーが残ることになった。

ジョンは2人(ホークとジム)がいない時にグラスを殺そうとする。父親を殺そうとするところをホークに見つかり、返り討ちにして殺してしまう。ジョンはジムを騙しグラスに軽く土をかけただけでその場を離れる。動けないグラスは奇跡的に一命をとりとめ、折れた足を引きずり這いながら復讐のためジョンを追う。

概要

2015年のアメリカのウエスタン伝記映画作品です。原作は、作家マイケル・パンクの小説『蘇った亡霊:ある復讐の物語』(The Revenant: A Novel of Revenge)で、アメリカの西部開拓時代を生きた実在の罠猟師ヒュー・グラスの半生とサバイバルの旅を描いています。一部を除いてほぼ実話です。

公開日(日本) 2016年4月22日
レイティング R15+
誰と見る映画か? 一人がおすすめ。たまにグロい。
上映時間 2時間 36分(わりと長い)
カテゴリー ハードな西部劇

登場人物

ヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)

 トラッパーチームのガイド役。ネイティブアメリカンの村に根を下ろし、先住民の妻との間に一児をもうける。子連れの熊に襲われ、瀕死の重傷を受けてしまう。屈強な男でレオ様の面影はもう無い。

ジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディ)

 トラッパーチームの一員。信心深いが重度のエゴイスト。瀕死のグラスを生きたまま埋葬し、ホークを殺害した本作の悪役。マッドマックス怒りのデスロードでマックスを演じたトム・ハーディ。

アンドリュー・ヘンリー(ドーナル・グリーソン)

 トラッパーチームの隊長。瀕死のグラスをやむを得ずチームから外すはめに。

ホーク(フォレスト・グッドラック)

 グラスの一人息子で、トラッパーチームの一員。先住民族との混血でジョンから嫌がらせを受ける。

ジム・ブリッジャー(ウィル・ポールター)

 トラッパーチームの一員。若手でホークと仲がよいが、ジョンに脅迫されグラスとホークを置き去りにする。二人を見捨てたことを悔やみ続けている。

見所

テレビもねえ、ラジオもねえ、ヒグマが毎日ぐーるぐる。自然は美しいが、銃が無ければ原始人のような生活を送っていた西部開拓時代です。生きているだけでも奇跡のような世界で、グラス(レオナルド・ディカプリオ)は復讐を胸に様々な困難を乗り越えます。

広大なアメリカの自然と坂本教授との音楽が実にマッチしています。熊や先住民族との戦いが血なまぐさく、リアルで生々しいです。もう生きてるだけでもいいやって思えてきます。これは映画館でみるからこその映画です。

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プロフィール

名前:イワサキ ユウタ 職業:システムエンジニア、ウェブマスター、フロントエンドエンジニア 誕生:1986年生まれ 出身:静岡県 特技:ウッドベース 略歴 20

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