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ラズパイAIサーバを作る(ストレージサーバ編 ストレージサービスとは?)

RaspberryPi

ラズパイをサーバとして活用したいと思います。まず、オンラインストレージについて掘り下げます。

オンラインストレージサービスの基礎

オンラインストレージは、以下のような特徴があります。

  • インターネット(あるいはネットワーク)越しにファイルへアクセスできる。
  • HTTP形式でアクセスできる。
  • ファイルの保存や取り出しなど単純な機能(KVS:Key Value Store)を提供する。
  • レプリケーションによるファイルデータが保護される。
  • 利用者は容量を意識する必要がない。
  • 世界中で同じファイルにアクセスできる。

有名なオンラインストレージサービス

有名ドコロなオンラインストレージは、以下のとおりです。機能は様々です。

  • Google Drive
  • Microsoft One Drive
  • Apple iCloud Drive
  • Dropbox
  • Amazon Drive

オンラインストレージサービスの欠点

便利な反面、以下のような欠点があります。

  • ネットワークに接続できなければ利用できない。
  • アクセスが遅い。
  • 利用者・開発者の両方でOSの標準のファイルアクセス方法が異なる。

作りたいもの

ラズパイ3を使って、ストレージサービスを作ります。

  • 個人または小グループでの利用を想定。
  • ファイルの出し入れ機能の提供。

ファイル保存 ストレージサーバにファイルを保存する。保存先ファイルが存在する場合は上書きする。
ファイル削除 ストレージサーバに保存されているファイルを削除する。ファイル名はURLで指定する。
ファイル・データ取得 ストレージサーバに保存されているファイルの内容を取得する。ファイル名はURLで指定する。
ファイル一覧取得 ストレージサーバに保存されているファイルの一覧をファイル名のリストで保存する。
ファイル情報 ストレージサーバに保存されているファイルのサイズ・更新日時情報を取得する。ファイル名はURLで指定する。

次回

次回は、ストレージサーバに使うラズパイを準備します。

ラズパイAIサーバを作る(ストレージサーバ編 ラズパイ準備)

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プロフィール

名前:イワサキ ユウタ 職業:システムエンジニア、ウェブマスター、フロントエンドエンジニア 誕生:1986年生まれ 出身:静岡県 特技:ウッドベース 略歴 20

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