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ラズベリーパイって何?

RaspberryPi

ラズベリーパイ(RaspberryPi)とは、基盤がむき出しの小型PCです。略して”ラズパイ”と呼ばれることもあります。

ラズパイとは?

基盤むき出しの電子工作が可能なPCで、いかにもマニア向けの製品ぽく思えます。しかし、ラズパイはイギリスRaspberryPi財団が教育目的で開発したものです。入門しやすさと安価な価格のため、近年日本でも老若男女いろいろな人に使われ始めました。値段は5,000円程度(2016年7月現在)。

ラズパイの特徴と使い道

ラズパイは、PCの周辺機器を接続し、OSをインストールすることによりデスクトップPCとして使うことができます。また、消費電力が電動歯ブラシ並に少なく、24時間稼働させる家庭用サーバとしても使えます。また、一番の魅力がセンサーやカメラを接続してオリジナルの電子機器ができることです。電子工作でバリエーションしつつ、最近注目のIOTを学ぶことができます。

特徴

  • 本体が安い(5,000円くらい)
  • 初心者でも入門しやすい
  • センサーに使える拡張ボードが多い
  • PC、サーバとして使える
  • 消費電力が少ない
  • OSがLinux
  • サイズがタバコのケースくらい小さい

使い道

以下のように使えますが、まだまだ可能性は広がります。

  • PC、サーバ
  • カメラ
  • ジャイロスコープ
  • 気圧、温度、湿度、臭いセンサー
  • インターネット通信機器

スペック

2016年7月現在、ラズパイは「3 Model B」まで発売されています。CPUはARM社の「Cortex-A53」で省電力なため、ヒートシンクは不要です。電子工作は、Pythonで操作するのが一般的です。

RaspberyyPi Raspberry Pi 3 Model B (Element14)
CPU 1.2 GHz クアッドコア Cortex-A53 ARMv8 64bit L1=32kB L2=512kB
GPU デュアルコア VideoCore IV® 400MHz(3D 300MHz)
OpenGL ES 2.0対応、ハードウェアOpenVG対応、1080p30 H.264 high-profileデコード
1Gピクセル/秒、1.5Gテクセル/秒、または24G FLOPの性能を持つ
メモリー 1GB DDR2 450MHz 低電圧 SDRAM (ELPIDA B8132B4PB-8D-F)
電源 Micro USB Bソケット 5V 2.5A / 2.54mm ピンヘッダ
OS Raspbian (Debianベース)、Ubuntu MATE、Snappy Ubuntu Core、OpenELEC、OSMC、Arch Linux、PiNet、RISC OS、Windows 10 IoT Core

アイディアはまだ未定

ラズパイは用途がいろいろありますが、使い方がまだ特定されていません。裏を返せば、アイディアがこれから思い浮かんできます。目的は後にして、とりあえず作ってみることをお勧めします。

次回

いよいよラズパイを使います。まずはOSをインストールします。

ラズベリーパイにOSをインストール


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プロフィール

名前:イワサキ ユウタ 職業:システムエンジニア、ウェブマスター、フロントエンドエンジニア 誕生:1986年生まれ 出身:静岡県 特技:ウッドベース 略歴 20

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