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Ubuntuのリポジトリとは何か?

Linux

Ubuntuでオープンソースをインストールするとき、必ず「リポジトリ」と呼ばれるプログラムサーバが用いられます。

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リポジトリって?

一言で行ってしまえば「インターネット上のソフトウェアの倉庫」です。ネット上に存在します。

より厳密に言えば、Ubuntu等のオープンソースOSが利用するリポジトリとは、「OSのインストールプログラムを提供し、更にインストール後のアップデートやインストールの規則や手順を定めた仕組みによって、パソコンからシームレスに利用できるように工夫されたプログラムサーバー。」です。

Ubuntuでアプリをインストールするとき、「deb」という形式のインストールパッケージを利用します。このdebはリポジトリで公開されています。

パッケージを管理するデータベース

Ubuntuでパッケージをインストールするとき、パッケージを保管するDB(データベース)が必ず必要です。このDBはリポジトリ(ミラーサーバ上のDB)で管理され、自分のPC(Ubuntu)にも存在します。

コマンドからパッケージの更新

詳しくは、以下のような処理をします。①〜⑤の作業は、2つのコマンド実行で完了します。

①「update」をすることで、リポジトリ上のソフトウェアの情報をインターネットから取得します。

②自分のPCのパッケージ管理DBと、①でダウンロードした情報を比較します。新しいソフトウェアがないかどうかチェックします。(※自分のPCのパッケージ管理DBには、今までにインストールしたソフトの名前やバージョン等が記されています。)

③updateによってインストール済みソフトの最新版がアップされていることを検出します。

④そのソフトが更新リストに載ります。

⑤更新リストに載っているソフトをダウンロードしてインストールします。

コマンド1:パッケージリスト更新

自分のPCのパッケージリストは古くなるため、時々アップデートしましょう。updateをすることで、リポジトリ上のソフトウェアの情報を、インターネットから取得します。そして、自分のPCのパッケージ管理DBを更新して、最新の状態にします。(※パッケージの更新自体はしません。)

sudo apt-get update

コマン2:インストール済みパッケージを全更新

パッケージ管理DBを更新したら、そのDBで管理されているインストール済みパッケージを更新します。

sudo apt-get update
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名前:イワサキ ユウタ 職業:システムエンジニア、ウェブマスター、フロントエンドエンジニア 誕生:1986年生まれ 出身:静岡県 特技:ウッドベース 略歴 20

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