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CentOS7にRhinoをインストールする

JavaScriptRhino

CentOS7にRhinoをインストールします。

rhino-linings-98223

今回の目的

RhinoをVagrant(仮想環境)のCentOS7にインストールします。また、Rhinoで動くJsファイルを実行し、Webページをダウンロードしてみます。

準備

今回はvagrantのゲストOS対象です。vagrant環境作成手順は以下を参考にして下さい。

①vagrantインストール済みです。

Vagrantをインストールしてテスト環境を作る for Ubuntu

②NVMとNode.jsもインストール済みです。

NVMを使用してNode.jsをインストールする

※もしvagrant1.8.5でエラーが発生する場合はアップグレードしましょう。

Vagrant 1.8.6にアップグレードしてvagrant sshのバグを解決

③Rhinoをインストールする前に、Oracleのjavaランタイムをインストールします。

CentOS7にjavaランタイムをインストール

私の環境

ホストOS Ubuntu 14.04.4 LTS 64bit
ゲストOS CentOS7 64bit
CPU Core i5 2520M 2.50GHz
vagrant 1.8.6

インストール手順

①以下の手順でコマンドを入力し、vagrantの仮想環境にログインします。

cd vagrant
vagrant up
vagrant ssh

②root権限が必要ですので、root権限にログインします。パスワードは、特に変更がないデフォルトの場合「vagrant」です。

su -

③以下のコマンドでRhinoをインストールします。

yum install rhino

実行テスト

①以下のコードを記述し、保存します。

//urlにあるファイルをsavepathにダウンロード
var url = "http://kujirahand.com";
var savepath = "test.html";

//ダウンロード
var aUrl = new java.net.URL(url);
var conn = aUrl.openConnection(); //urlに接続する
var ins = conn.getInputStream(); //入力ストリーム取得
var file = new java.io.File(savepath);
var out = new java.io.FileOutputStream(file);
//読み込んで書き込む
var b;
while ((b = ins.read()) != -1) {
  out.write(b);
}
out.close(); //出力ストリームを閉じる
ins.close(); //入力ストリームを閉じる

②保存したファイルを、vagrantの共有フォルダに「download-rhino.js」を配置します。ホストのsrcディレクトリに配置すると、ゲストOSのgit_clonerディレクトリに反映されます。

・ホストOS(ubuntu)側

  • home/
  • user/
  • vagrant/
  •  src/
  • download-rhino.js

・ゲストOS(centos7)側

  • home/
  • vagrant/
  • git_cloner/
  • download-rhino.js

③以下の手順でコマンドを入力し、「download-rhino.js」を実行します。成功すれば「OK」と表示されます。

rhino download-rhino.js
OK
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プロフィール

名前:イワサキ ユウタ 職業:システムエンジニア、ウェブマスター、フロントエンドエンジニア 誕生:1986年生まれ 出身:静岡県 特技:ウッドベース 略歴 20

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