ホーム >  Go言語 >  App Engine SDK for Goをwindowsへ設定する


Posted:2016/01/20 9:00:25 AM|Category : Go言語

App Engine SDK for Goをwindowsへ設定する

ローカル環境でバーチャルに「App Engine」を使用するため、SDKを設定します。「Hello World」を出力するまでの手順について説明します。以下の公式サイトを参考にします。
Hello, World! in 5 minutes

GAEでGoを使う意味

Go言語は、「Google App Engine」にとって都合のいい言語です。appengineではJava、Python、Goと3つの言語が標準サポートされています。

しかし、appengineは無数のインスタンスを負荷等に応じて随時起動・終了させます。特に、Javaのようにスピンアップの重たい環境は、起動のたびに長い待ち時間が生じさせます。一方、Pythonは比較的軽量ですが、Go に比べると重く、演算処理も時間がかかります。

Googleの想定とは違い、appengineはフルスタックのアプリケーションプラットフォームというより、「Google Compute Engine」や「Google Cloud Storage」などへのフロントエンドとしての活用が目立ちます。そこで、Goを使えば瞬間的に凄まじいアクセスが集中しても安心です。超軽量なGoのインスタンスであれば、必要な分だけ迅速に立ち上がります。

設定する前の準備

Go言語本体は必要か?

Go言語をインストールしていなくても大丈夫です。 必要なGoや、gofmt 等のールを含んでいるため、本体が無くともSDKは使えます。

Python2.7系のインストール

Go言語用のSDKを設定しますが、インストールにはPythonが必要です。

①Go言語を利用しますが、SDKを使うためPython2.7.xをインストールします。

→ Phythonをwindowsへインストール

※Python3系ではダメで必ずPython2系をインストールしましょう。

②インストールが完了したら以下のコマンドプロンプトでバージョンを確認しましょう。

python -V

ダウンロード

まずは、SDKをダウンロードします。

①以下のサイトを開きます。

→ Download the Google App Engine SDK

②Go言語を利用しますので、「go_appengine_sdk_windows_386-1.9.31.zip」をダウンロードします。

③zipを好きなディレクトリに解凍します。なるべく日本語名のフォルダ名を避けてください。

パスの設定

「goapp」コマンドを利用できるようにするため、環境変数にパスを通します。SDKそのものは展開した時点で使用可能です。しかし、パスを通しておけば開発環境用のGoをラップしたコマンドが「goapp」のみで可能になります。

goapp

※ただし、SDKには「gofmt」、「godoc」という、Go が持つコマンドとの重複します。 もちろん、「gofmt」、「godoc」は、Go 側でもSDK側でも、大きな違いはありません。問題となる可能性も残ります。

①「コントロールパネル」→「システム」を開きます。「システムの詳細」をクリックします。

ocv0004

②「詳細設定」タブの「環境変数」ボタンをクリックします。

ocv0005

③「システム環境変数」の「Path」を選択し、「編集」ボタンをクリックします。

ocv0007

④変数値の最後に、「C:\sdk\go_appengine;」を追加し、「OK」をクリックします。

ocv0007

コンフィギュレーションファイル(設定ファイル)を作る

SDKが起動できるか確かめるため、簡単なテスト用ファイルを作ります。

①テスト用に、単純なHTTPハンドラを作ります。「hello.go」は、「Hello, world!」が表示されます。

package hello

import (
    "fmt"
    "net/http"
)

func init() {
    http.HandleFunc("/", handler)
}

func handler(w http.ResponseWriter, r *http.Request) {
    fmt.Fprint(w, "Hello, world!")
}

②App Engineのアプリケーションでは、「app.yaml」という設定ファイルが必要になります。以下のファイルも作成しましょう。

application: helloworld
version: 1
runtime: go
api_version: go1

handlers:
- url: /.*
  script: _go_app

③「hello.go」と「app.yaml」を配置します。「myapp」というフォルダを好きな場所(なるべく日本語が入らないパス)に作り、以下の構成でファイルを配置します。

  • myapp/
  • app.yaml
  • hello.go

起動テスト

①コマンドプロンプトを起動し、カレントディレクトリを作成した「myapp」フォルダにします。

※C直下にmyappを作ったとします。

cd C:\myapp

②以下のコマンドを実行し、SDKを起動します。

goapp serve

③ローカルホストのページを開きます。ブラウザに「Hello, world!」が表示されれば起動成功です。

→ http://localhost:8080/

以上の操作で完了です。


トラックバック用のURL
プロフィール

名前:イワサキ ユウタ 職業:システムエンジニア、ウェブマスター 誕生:1986年生まれ 出身:静岡県 特技:ウッドベース 略歴 2008年04月 金融機関系I

最近の投稿
人気記事
カテゴリー
広告